アンサンブルダンサー募集要項(2018年8月18日現在)

2020年春にめがけて!

ダンスカンパニーUzme第三回公演「春の祭典」は2020年春の開催を目指して絶賛制作中です。今回、アンサンブルダンサーのオーディションは行わずレッスン参加を条件に募集をスタートしました。

レッスン参加が条件の理由とは

2018年秋から2020年春までの団長大瀧冬佳のレッスン参加が条件となります。その理由は、まずは私自身が魂揺さぶられる舞台を見てみたいからです。

お金や時間をたっぷりかければいい舞台ができるのかというと、そこは全くもってイコールではないのが芸術の面白いところです。何が人の根底から揺さぶるほどに影響を与えているのか。そこの追求です。

その私なりの答えの一つが今季からスタートさせるレッスンに秘密があります。ずっと考えていたんです。何が人を動かすのかって。みんな心や魂は置いてきぼりにして生きているのですが、いくら頭に問いかけても響くことはないその魂に訴えかけるには??

魂は魂でしか揺さぶれない、そして魂ってなんなのかを理数系で理論派で、でもアーティストな私は考えて答えが出てきたので、それを伝授していきたいなと。

そして最強の磁場を生み出す舞台を作りたいと思ったので、今回はレッスン参加からコミットしていただく形にしました。

クラス概要

◇フォローアップクラス

ダンス基礎(体幹、軸の強化、リズム感、グルーブ感)ダンス応用(テクニック強化、表現、創作)体力強化、体型改善、体質改善と舞台上で群舞を踊るためのワークなど。作品理解の解像度をあげるワークなども行なっていきます。各種イベントなどの本番あり。経験と実績を積んでいきます。レッスン前後にプロに必要な座学があります。毎週宿題が出ます。

・毎週土曜 18:00~20:00
・高田馬場駅徒歩5分のスタジオ(リノリウム、バーあり)
・レッスン料 2,000円/1h

◇トレーニングクラス

個人トレーニングクラス。フォローアップクラスで補えない個人的なフォローに入るためカスタムしながらクラス内容を作っていきます。

・毎週または隔週 固定曜日時間(相談の上決定)
・東秋留駅徒歩3分の自宅スタジオ(リノリウム、バーあり)
・レッスン料 2,000円/1h

上記二つのクラスを受けていただきます。お休み、変更などの諸連絡はFBグループページにてお知らせさせていただきます。

ゴール

目標 特別指名される人物
手段 才能のフル発揮
目的 魂の悦びを感じるため

動けるダンサー、踊れるダンサーはごまんと溢れています。でも強烈に虜にさせられるようなダンサーはごくごく僅かです。強烈に虜にさせるとまでは言わないにしろ、ファンが一人もいないのに「プロダンサー」を名乗られることも少なくないです。ファンのほとんどは教え子だったりすることもあります。それは悪いことではないですが、熾烈ですよね。分母が大きくなれば確率は下がります。

アンサンブルダンサーってどうせその他大勢でしょ、なんて思っている人はその時点で終わってますから、よく聞いてください。たとえその他大勢でも、主役を食うことが全然あります。客席は素直です。主役は一番目立つところで踊っているから主役なのではなく、やっぱりお客さんが主役にしているのですよね。主役が同じ舞台上にいるのに客の視線が群舞のたった一人にグッと集中させられちゃうことだってあります。

何が言いたいかっていうと、ずっとずっと奥が深いのです。自分にスポットライトが当たらないからってそんな単純な話じゃないんですよね。光は自分が放つし、コントロールするものです。特別指名される人物を目指したいです。それはあなたがどこでどの役を踊っていようが。です。

その手段としては持てる才能のフル発揮だと思っています。人がもっとも生を実感したり、最高ー!って思う瞬間はどんな時なのかに興味ありませんか?簡単に調べることができます。Twitterで「最高」で検索をかけると、今この瞬間「最高!」だと思っている人たちが出てきます。その内容を読み解いていくと、「ライブ」「仲間」「能力を発揮した」の3つのキーワードでまとめられることばかりが出てきます。あとは趣味に没頭して、大好きなアイドルや作品に浸かっている瞬間が最高と思うようです。

私たちは、人に認められたり、お金持ちになったりすることを目指しがちですが、人生の最高の瞬間というのはそれらはあまり関係ないことがわかります。

最高〜!!って満面の笑みで笑っている人はとても魅力的に映るのはわかりますか?私は人を魅了するのはそんな笑顔だと思うので、「才能のフル発揮」を手段にしてみました。

目的は「生きててよかった〜!」「魂が打ち震えているぜ!」という瞬間をあなたの人生の一ページに刻むことが私とUzmeみんなの目的です。魂は魂でしか揺さぶれないので、己が震えない作品で観客を感動させることなんて不可能です。それに最終的に大事なものって愛でしょう?そこをやっていく以外他に何があるのかなって思うわけです。

お申込みはこちら

ギュンギュン、エネルギーがめぐる体づくり

天才はトレーニングで作られるそうだ。今、私は絶賛体改造中で。今まで入会していたダンススクールを全てやめ、渋谷にあるとあるスタジオ一本に絞っている。

通い始めてわずか2ヶ月。体重は6㎏落ちて、脚の形や腰の高さ、脚の長さ、顔の形、骨盤の幅がゴロッと変わった。さらに舞台上で本番だけのマグレあたりの神懸かる体の再現率がグンと上昇している。

自分の中のエネルギーを掴んで繋げて巡らせてということをすこーしずつコントロールできるようになってきたことが何よりも嬉しいと同時に、この先かなり探究の道は長いので悔しかったりしんどかったり、でも総じてめちゃめちゃ楽しい!!!!

基礎が大事!!!とバーレッスンを続けていたけど、もっとちゃんと体を確実に動かすことを今28歳の時点から始められてるのが本当嬉しい。

私、これからどんなダンサーになるんだろうーーー。ワクワクする。ずっと諦めていた部分に光がピカーっとさした感じで、変態のツボがビシバシ押せて楽しい以外の何者でもない。

なので、だからこそ、次の公演は春の祭典をやりたいのだ。やりたい振りはもっとずっとブワッと旋風を巻き起こすやつがやりたい。

今の私はまだまだまだまだで。鬼トレーニング後はおばあちゃんのようにぷるぷる震えた脚になってしまうし、次の日も筋肉痛で泣きたいほど痛いけど嬉しい。

よし。もう、この公演、次元を超えたものになる。磁場が変わるくらいのハイエナジーな空間でその振動をみなさんに共鳴させたい。




第三回公演アンサンブルダンサー募集


三度目の正直

三度目の正直と書いているが、前二回の公演が失敗だったわけではない。

だけど、赤字を出さずにできたから万々歳ということでなく私にギャラが出ていないのはやっぱり問題だ。

それに何より、私はそろそろ本業に専念したい。前二回、しっかり裏方を自力で回したことで見え学べたのはUzmeをUzmeたらしめるのに本当に必要なことだったと思っている。

ただ3回目の公演はいよいよそれを手放してダンサー大瀧冬佳としての力をフルに発揮するときなのではないかと思っている。

舞台を作るには、「制作」という仕事が非常に重要なことを知った。字面からして、作品を作る方の「制作」と勘違いされる事が多いが、この「制作」はあまり作品には関与しない。

予算組みや資金集め、キャスティング、稽古場の抑え、各セクションへの伝達、当日のお客さん周りのこと、清算、ギャラの支払いなどなど。非常にやることが多いのだ。

「舞台監督」もとっても重要で、小屋入りする前までは演出家さんの指示が一番で、みなそれに従うのだけど、小屋入り後は「舞台監督」が取り仕切る。タイムスケジュールを決めたり、音響照明美術キャスターなどなどへの仕切りと指示出し、本番中はQを出したりととっても重要な人だ。

これらを兼業しながらの作/主演をやっていたわけだ。

今は第三回公演に向けて動き出しているわけだけど、Uzmeとして多くの団員が動き出すのはこのプロジェクトのだいぶ終盤になる。実は八割方が私のみで動く準備期間。

なのでギャラの計算の仕方が非常に難しいなと思っている。公演を打つための基盤づくりに八割の時間と労力とそして結果がかかっているにも関わらず、残り二割のところに全てお金が出ていってしまっているというこの仕組みを今一度考え直さなくてはならない。

ギャラを考えるとき、もらう側でしかなかったときの私にはなかった視点が今の私にはたくさんある。

「作る人」

「プレイヤー」

「技術者」

この中で一番ギャラを取りやすいのは「作る人」。次に「技術者」。最後に「プレイヤー」となる。プレイヤーの中でもダンサーよりミュージシャンの方が正当なギャラをもらうことに慣れている。ダンサーはアーティストと言われる人たちの中でも、本当に仕事として成り立たせられていない。

でも、そんなダンサーでも世の中や業界を変える必要なく、自分の価値を上げることは可能だ。下手したらミュージシャンよりも、作る人よりもギャラを請求することができるようになる。

それは、そのダンサーにファンがしっかりついていること。誰の目にも明らかなファンの数と質。観に来てくれる人がいなければ、作る人がいても、技術者がいても、結局は意味がない。

そして、私はダンサーでありながら、経営者視点を持って作品に携わっているので、どういうダンサーをキャスティングするか明確に答えが見えてくる。

このダンサーの踊りが好きだな、踊って欲しいなと思ってもチケット数枚しか売れない、もしくは友人や仲間うちにしか買ってもらっていないダンサーは正直言って要らない。

厳しい言い方をすればプロダンサーとしてどうなのかと疑う。そのダンサーの踊りをお金を払ってまで観たいと思われていないダンサーがプロと言えるのか。

そしてなぜそういうダンサーに限って、主催にギャラを請求してくるのか。踊ってやったと主張するなら、客を呼べ。

踊るというのは生き様を見せることだ。ダンスに限らず表現とはそういうものだと思っている。

最近、「ふゆかさんは人に認められたいとなぜ思わずにいられるのですか?」と聞かれる。その時は私は今までかつて人に認められたいなどと思ったことがないので「なぜ」への問いが全く出てこなかった。

でも改めて考えてみたところ、人に認められるために表現するフェーズはまだ「生徒さん」だよなーと思う。受け身すぎて、私ならオーディション落とすし、私の舞台に立って欲しくないと思うし、もし私の舞台稽古に出たのなら10回は泣かせると思う。(リアルな数字だな)

そこはプロとアマチュアの大きな違いだし、皮肉なことに「ファンにチヤホヤされたい」と思う表現者にはなぜかファンがつかないのだ。これは周りを見ていて本当にそう思う。

なのでやっぱり、本当にこの道で食っていく覚悟を持って、チヤホヤされたいっていうフェーズはゲロ吐きながら、泣きじゃくりながらでも抜け出して、本当の自分だけの表現をして輝いていってほしい。

そして、そういうダンサーを今、私は血眼になって探している。他人にこれだけのことを言う私が「人に認められたい」と思わない理由は、これだけのことを言ってる自分は出来て当たり前のところに自ずと上がっちゃうからだ。そんな甘い設定では人はついてきてくれないし、何より自分が自分に絶望してしまう。

私は自分の目が一番たしかだと思っているので、他人からの評価はありがたく受け取れど、指針にはしないのだ。

さて、春の祭典!いいダンサーが集まりますように!!!随時募集中です。

アイキャッチ画像:photo by bozzo