自分だけのゴールに辿り着くことを目指して

 

 

私はまだこの先10年

人の期待を裏切り続けると思ってた

ロイヤルバレエ団という名の大きさに

見る影もない私の踊り

子供がいるからと言い訳をしそうになる

 

 

うちに秘めたものを表出仕切れないもどかしさ

私の中の私の最高のパフォーマンスをきめること

それも4ステージ全てにおいて

 

 

私って究極そこだけだった

自分の表現の極みをキメること

 

絶対的に失敗できない極地に自分を追い込んで

ここで決めたら超絶かっこいいっていう舞台を

無意識に作り出して

そこでやっちゃうのがヒーローよねって

 

 

最高にかっこいい自分になるために

ピンチは全て「かっこいい」を際立たせる演出くらいに思って

 

そんな風に自分を自分でけしかけて

誰に言われるよりも自分が自分に一番のプレッシャーをかけてでもしないと

私が私に望む本気の舞は踊れないと思った

 

 

私を誰だと思っているの?

私は大瀧冬佳よ?

くらい言えちゃう私に

 

こんだけ大口叩いて失敗した日には

次はないよね?ってわかっているからこそ言うんです

根っからのギャンブラー

でもね、最悪失敗しても怖くはなかった

それも演出に変えてやる

何度転んでも立ち上がってやる

と言う荒さと勢の中で

Uzme関係者のみなさまは

よく付いてきてくださったなと

感謝が洪水のように溢れて止まらぬ日々です

 

相当大変だったと思う

自分でも自分がこんなにイかれているとは

やってみて初めて気がつきました

どこまでストイックでど変態なのかと

 

Uzmeには最終的に相当な覚悟と意識と変態さを

兼ね備えたものしか残れませんでした

自分の命にどれだけ真摯に向き合っているか

生半可なファッションみたいな本気を携えた人は

それっぽいこと言いながら消えてっちゃった

それから本気で好きでそれをやっている人しか

ここにはいられない

だって大概キツイですもん

 

好きじゃなきゃやってられない

狂おしいほどにそれが好きじゃないとできない

そんな人間だけが集まるUzmeの舞台

もう、なんて言われても怖くないし

お前が何言っている…って感じで痛くも痒くもない

できてない人の戯言ってあんた何目線なの?

って思うわけです

 

それは傲慢さから思うものではなく

あなたに言われなくとも

もう私たちはすでに未来のことしか考えておらず

既出だから聞いている時間が惜しいのです

もうそこは通過点だなんて話、

言われなくともわかっている

終演後、私は泣くと思った

「やったね」

「よかったね」って

それがスタッフキャストから次々に上がる

「団長、再演はいつにしますか?」の言葉

打上げでも未来の話ばかり

待て待て!団長は少し休みたいぞ…なんて思うまもなく

次はどんな作品にしようかと考える

 

もっとクオリティを上げるべく

次の日には有名なダンサーが出演するダンス公演に視察に行く私

日々日常、盗めるものはなんでも盗む

 

それが好きの情熱で

今を生きているなぁと感じる

でも、とりあえず

私は10年は自分の満足いくパフォーマンスはできないと思っていたけれども

人生史上一番満足いくパフォーマンスができました

これは観客のみなさまの反響とか抜きに

自分が感じられればいいもので

だから動員数どれくらいいくかとか

感想の数々によって一切左右されない

自分だけのゴールなんです

 

これはプロとしての

自分の中のポリシーと言うか

なんと言うか譲れないものがあって

それを貫けたことで私は満足

 

新たな大瀧冬佳に向かってまた進める

次はどんなドラマをお見せしようか

ワクワク、ゾクゾクします

とりあえず、金髪ショートにしたい

 

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