舞台をつくる感覚やセンス

 

 

空間を作るときに

すんごい気持ちいいなぁー!と思う瞬間がある

 

快感とはこのこと

呼吸が合うとかそんな表現もあると思う

 

先日の公演で異例のハプニングが起きた

なんと照明さんが

小屋入り(劇場に劇団が入ること)した日の

夜0:00すぎに変わった…というか私が変えた

諸事情は今回の記事には関係がないので

記しませんが…それって相当あり得ないこと

 

それも照明をやったことがある人でなく

音響のアシスタントで来ていた初めましての方に

Maoがどういう作品か一度も見たことも聞いたこともない

その方に私は阿佐ヶ谷の飲み屋でお願いした

 

舞台では照明って空間づくりに

ものすごく重要なものだ

ただ照明を「つけるけす」にしても

・パン!とつけるけす

・ゆっくりじわーっとつけるけす

つけるタイミングの間

けすタイミングの間

 

シンプルだけど

私にも演出家さんにも

「ここ!!!」「このタイミング!!!」

「この感覚!!!」「この感じ!!!」

というのが明確にあるのです

 

一本一本の糸を紡ぐように細かく

これ!というものが

音、光、動きで織り成されている

 

私がお願いした午前0:00から

そのまま一緒に私の家にみんなで帰り

朝まで一気に作品の内容を伝え

照明プランを作った

 

綺麗にパズルがパチパチとハマっていくように

私のやりたいことを汲み取ってくれる

「あぁ、この感じね!」と伝わる

「そう!それ!!!それです!!!」となる

 

Maoの世界の住人の心情

描きたい世界観

お客様にどう伝えるか

 

それが見事に噛み合って

進化していく気持ち良さ

これ、なんなんでしょうね

 

女の化身役のMioさんや

singsingsingの華練さんと

シーンを作っていくときも同じ感覚

 

演出家の金房実加さんが提案してくれる演出も

書いてくださった脚本も鳥肌が立つほど

それーーー!!!!(泣)って

私の描きたい世界を形にしてくださる

それがプロの仕事ということなのは

百も承知なんですけど

でも、なんというんでしょう

 

プロの演出家だからーとか

プロの照明だからーとか

プロのダンサーだからとかの域を超えて

その人だからなんだと思ったんです

 

感覚、センス。

 

気持ちの良い間。

 

ワンシーンを何パターンもやってみて

あ!これ違うね

あ!!!こっちだね!!!!

って言って作っていくんです

 

Maoにしても常に発狂し絶望してるんですが

表現の仕方は百万通り

4ステージともすべて違います

照明も音響も楽器隊も日々変わる

演者もその日の朝あった出来事で変わる

だから呼吸が変わり

あ、ここはこう来たらこうかな?って

表現も変化させていく

来てくださるお客様が違うことでも

劇場の色とか温度って変わるので

あ、今日のお客様はもうちょい行っても

付いて来てくれるかな?とか

そんな感じで変わるし

 

作品は作り込んでも作り込んでも

やっぱり本番で仕上がるんですよね

 

舞台は生物と言われる所以はこういうところで

 

形のない、目に見えない状態のところで

それぞれの頭の中で作って共有して行くんです

脳みその中でも

普段使わない特殊な部分を使っている気がする

 

その感覚が近い人とか

いわゆる「あ、うんの呼吸」がとれる人とやるのは

とってもエキサイティング!!

それから自分一人では出てこなかったアイディアが

ある人の言葉一つでポン!と閃いたり

そういうのがものすご〜く好きなんです

楽しいんです。

 

感覚やセンスを私も磨いていきたいと思います。

Uzmeのスペシャルメンバーに置いてかれないように。

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