アメノウズメにまつわる不思議な話①

私はダンスカンパニーUzme(ウズメ)というカンパニーを立ち上げた。

このウズメと言うのは、日本神話に出てくる天鈿女(アメノウズメ)さまに由来する。が、先に「ウズメ」と言う音が気に入って濁音が入っているチーム名は続くし人気になりやすいと聞いたことがあった気がしたから、「ウズメ」が良いかなと急に思いついたものだった。(※濁音の入っているグループ:B’z、Mr.Childrenなど)

なるべく何かに被っていない方がいいと思って、ネットで検索したのだ。そしたら、なんと舞の神様の名前だったなんて!!!とかなりびっくりしたのを覚えている。

私がなぜダンスカンパニーを作ろうと思ったかって、人の心や魂、体を開放させようと思ったからだ。閉鎖病棟に隔離された時、何気にそこがとっても居心地がよく(生活環境としてはプライバシーが全くない刑務所のようなところだと思ってくれれば良い)外の世界に戻らなくていいかなと半ば思っていたのだけども、ある日浅田真央ちゃんのフィギュアをテレビで見て、あぁ私外に出て踊らなきゃ!そして、人の閉ざされた扉を開けなきゃ!と思って、そして外に出てこれたのだ。

岩戸開き伝説は私の話だと思った。では、カンパニー名はUzmeで決定だなと、そんな感じで決まった。

そしてね、旗揚げ公演の作品イメージを団員やデザイナーさんに共有するため、言語だけでは限界があったから私は絵を描いたのだ。

家にあったクレヨンで描いたもの。真ん中に渦巻いているのが、天鈿女様のイメージ。

そして、その公演の宣伝で出させてもらったラジオ収録の合間の休憩にたまたまそのラジオパーソナリティの方が寄りたいところがあると銀座に連れていかれた。

連れていかれたのは、陶彩画と言う絵を描く画家さんの展覧会だった。

私は実は子供の頃から自分の中に龍がいた。辛い時や一人で頑張らなきゃいけない時、寂しい時、苦しい時、この龍が私にいつも力をくれたのだった。初めて言語化してみようと思う…それはどんなイメージかと言うと。

私はひどく辛い時、自分の中に閉じこもってグッと耐えることがよくあった。二つの目の奥から入っていって、自分のことを内側に向かって別の目を持って体の中を見る感じ。目で見るのではなくて、心と言うよりも意識の目で見る感じ。すると、外の世界と自分は切り離すことができたし、また外に意識が飛んでいってしまうこともないので安心だった。そうして嵐が過ぎるまでずっと耐えるのだ。

今思えば、時間は自在に歪めることができていた。早く過ぎ去ってほしいあの辛い時間は中で耐えることで一瞬で終わる。どころか、1週間くらいたってしまっていることもあった。

で、そんな風に自分の内側に入っていくと、背骨をゴッーーーーーーーと渦を巻いて立ち上る金色の光がよく見えたのだ。この光は私の生きる力で、命ともまた違うものだろうと思っていた。二十歳を超えてから、その光を見にいくほど切羽詰まる事もなくなっていたのですっかり忘れていた。

それをつい最近、知り合いのバラの魔術師が龍の覚醒とか言うワークをやっていると聞いたので、早速お願いしたのだ。「私には思えば龍がいた気がする。でも眠っちゃったのかもしれない。それか動きたがっているような気もする」とお願いした。で、そのワークが始まるとすぐに目をつぶっているにも関わらず眩しくて目が潰れそうになったのだ。

目の前(といっても、私の内側の中で)を窓ガラス3枚分くらいの大きさの板見たいのが通り抜けていって、何か最初はわからなかったのだけども。しばらくしてそれは一枚の鱗だとわかった。ものすごくバカでかい龍が私の目の前にいた。あまりにでかくてすごく怖かったけど、とっても綺麗だった。白い、と言うより、オーロラみたいに見る角度によって色の変わる白みたいな色をしていた。

話は戻るが、その龍が、個展の一番目立つところに描かれていた。

http://kusaba-kazuhisa.com/gallery/213/

(↑この絵です)

うぉ〜!!!そんな事もあるんだな〜!偶然〜!なんて程度に思っていたのだけど、その展示を見れば見るほど、私が知っているものばかりで「何だろう、この人、私と同じ頭しているのかな」と気持ち悪く思った。

龍の他に、神様の絵も描かれているらしく、アメノウズメももしかしたらあるかな〜?と聞いてみたら、展示はされていなかったのだけど、裏から原画を出してくださったのだ。

こちら。って!!!おいおい!!!待て待て!!!!どえらい驚いた。って、これ、私描いたのと同じじゃんって。

そんな偶然あるかと。この画家さんは草場一壽さんと言うお名前で、私はこの時初めて存じたのですが、とても有名な画家さんだそうだ。

 

そんなこんなで、(どんなこんなだ)こんな感じのコインのようなものを現在作り始めた。なんか欲しいなと思って。

(デザイン: 坂巻裕一

ソロ公演ではリアルとバーチャルが溶けていくと言う、やはりまた現実離れしたファンタジーチックなストーリーだが、そこでの葛藤は原始の頃から我々は変わらないと言う話だ。命題はずっと変わらない。それに呆れる神様。そんな話。

 

明日からチケットが発売開始です。観に来ていただきたいです!ぜひ。