毎日未来の自分のためにしていることがある

どんなことでも良いのだけど、未来の自分のために毎日毎日していることがあるととっても心が安定する。

自信のない人やいつも他人の意見に流されてしまう人や優柔不断な人、人の目が気になってしまう人、気分のムラが激しい人などは外側の何かを取り入れるよりも、こうした自分の中だけの沈黙の作業を淡々と積み上げていくのはとっても効果的だと思う。

なぜ毎日がいいのかというと、自分の中だけのリズムが日々の生活に生まれるのってすごく大事だからだ。外側の環境に左右されない自分の安定を保つのに、「毎日」というのが結構重要な条件だと思う。

私は閉鎖病棟に入ったとき、そこは劣悪な環境で、病院とはいえ、病室は6畳の畳の部屋に敷布団8組を重なり合わせながら敷いた…そんな病室だった。糞尿が身体中についてる他の患者が私の布団に入ってきて寝ていたりしても私は強い睡眠薬で眠らされてるため意識を戻せなくて起き上がれなかったり。性欲・食欲・睡眠薬だけが残った形の患者さんたちは目の前でずっと自慰行為をしていたり、なんだかもうほんとしんどかった。

刑務所の方がマシなのではないかと思う。でも、そこで精神安定剤より効いたのは毎日欠かさずにやっていたバレエとストレッチと筋トレ。

奇声が常に響き渡り、悪臭に鼻がもげそうになるような環境下。まともにコミュニケーションを誰かととることもなく閉鎖された空間にいた出れるとも知らず閉じ込められていても、それでも、自分の中に安住の地を作ることができる。

結局、環境に左右されない強さは日々の積み重ねによって生み出されるんだなと。

閉鎖病棟に入ることはそう滅多にあることではないけれども、人生、生きていればみんないろいろあると思う。自分だけのリズムを持っておくのは、セーフティネットのひとつと捉えてもいいんじゃないかと思うくらい大事な自助システムだ。

自分の未来のための積み重ねだから、周りがどんなに絶望的な環境になろうが、自分の中にポジティブな空間を私は創り出せるのだ。

「続ける」って難しいって思うじゃん?でも、こんな風に捉えると何かひとつ自分のために始めてみたくなりませんか?

他の誰でもない自分のために積み重ねるもの。それは子どもや親や、夫や、妻とか関係なく。仕事も関係なく。純粋に未来の自分への積み重ね。一日0.1だけの力でできることを。毎日毎日。

努力や根性という話とは少し違う。だからよーく自分に問う。未来のなってるであろう自分から逆算して、これを積み上げた結果だろうなとシンプルに思えるもの。

もう一つ面白い話をすると、私にとってはあんまり努力とか関係なくて、こういう風に自分のペースを守ることで世の中にのまれて自分を見失うことがなくなる、そういう儀式だったり結界のようなものだ。

粛々と自分に向き合うことで、傷付いたエネルギーを修復して増幅させるような時間。自分の中に集めた立て直す時間。

そうだ、あれに近い。小さい頃、ピカピカのツルツルの泥団子作ってたソレだ。あれは全くもって努力ではないじゃん?整えるってことに異様なこだわりを無意味に持って淡々と取り組む。

そんなものを自分のために毎日持つこと!それには何かをやめて時間を作る必要がある人もいるかもしれない。削って切り替えたら相当いろいろ変化するはず。