客というよりお仲間ばかりのイベントは行きにくい

 

内輪感がキツい

内輪のイベントや公演、ライブがいけないわけではないが、一般向けにチケットを販売していても行ってみると観客はみんなお仲間。終演後も招待してくれた出演者に挨拶しにくい…という舞台、イベントは結構ある。みんな生徒さんだったりお仲間なんだなって。それと作品の良し悪しは関係ないと言いたいけれども、やっぱり疎外感というか、なんか居心地の悪さみたいのは感じてしまう。

大したことではないけれども、2回目誘われた時はやっぱり何が何でも観に行こうとは思わなくなってしまい、気づくと足が遠のいていたりする。

義理で行かねばならないという無言のプレッシャー

内内で集客している人にありがちなのが、「行ってやったんだから来てくれるでしょう?」という無言のプレッシャーの掛け合い。観に来てくれたから観に行かなきゃとも思いたくない。感想も気を使う。イマイチだったなってものも「よかったよ〜!」って言うことで小さなことだけども自分の感性が狂っていくかもしれないのが嫌。それから、同業だと本番は土日祝祭日にかぶることが多いので、被ってしまうと全然人を呼べなかったりする。仲間内で行ったり来たりと言うのは業界的にもクローズされて縮小していってしまう。

もっと外へオープンに勝負していく必要があるように思う。

なんせ、新参者はお仲間ばかりが集う公演やイベントには本当に行きにくいから!上っ面の仲良しこよしでやっているとプロ意識もクオリティも低下していく。馴れ合いだ。

誰のためのイベントなのか明文化せよ

内輪で楽しんでいて、外部からお金を払ってきた者を置き去りなのならば、もうそんな公演やイベントやめてくれって言いたい。最初から自分たちが楽しむためのイベントですって言い切ってくれればいいのにって思う。プロ意識の問題で、誰が楽しみを消費しているの??って話。イベントごっこ、公演ごっこに付き合わされるこっちの身にもなってほしい。

ホスピタリティって本当に重要だなと思う。手を回しきれなかったイベントも私も過去にはあったし、今も荒削りだと言われてしまうときもあるが、クレームはまだいただいたことがない。それは、もてなそうとか喜んでもらうことに一貫して運営しているからではないかと思う。スタッフから、アシスタントできた人にもそれは全員に認識してもらって言動を統一してもらう。実際に観客の前に姿を表さないようなその日限りのスタッフにもその気持ちは持ってもらうことにしていて、ダメなら申し訳ないけどその場で帰ってもらう。

私が教わった踊り子の心

私はバレエを礼儀に始まり礼儀に終わると言うような、ちょっと昔の人っぽいとても堅い師匠に教わり育ててもらった。舞台上だけ綺麗に澄まして姫を演じても、根っから高貴で上品な姫にはなり得ない。舞台から降りているとき、誰にも見られていないときが踊り子として大事なときだ。稽古場で踊れればいいわけじゃない。舞台で踊れればいいわけじゃない。もっと誰にも見られていないときに踊り子としての差がつく。

だから幕が開く前とか、小屋入りする前とか、それよりももっともっと前の段階でお客様と接触する前からもすでに舞台は始まっていると思って舞台に当たっている。礼儀礼節って本当に大事だと私は思う。まぁそんなにきっちりきっかりピシッピシッとしているわけじゃないけれども。

でも見ず知らずの他人様にお金いただいて踊りを観にきていただくっていうのはそういうことなんじゃないかと私は思う。