私はそもそも腹式呼吸や丹田を疑っている

 

多くの方や多くのメソッドが語る腹式呼吸とは

息を吸った時にお腹を膨らませて、息を吐く時にお腹を凹ます…というそれだ。多くのヨガインストラクターや体に関わるセラピスト、ヨガ愛好家ならば間違いなく聞いたことも実践したこともあるであろうこの「腹式呼吸」。なるべく息は細く長く行う。吐く時おへそを背骨に近づけるように、呼吸を通して内観しましょうというアレね。

 

腹式呼吸は何故いいのか説明できますか

との問いかけに多くのインストラクターは

・自律神経を整えるから

と答えるはずだ。だけども、それは腹式呼吸だからなのか?そもそも腹式呼吸ってどこがどうなっているのかな。他の呼吸じゃダメなの?自律神経って実際になんなんだろうか。などの疑問についての確認や証拠といったものはどこからその情報をとってきたのかが気になるところ。

それでは生徒さんの体を預かる身としては非常に心許ないし、私のような自分の体が商品のダンサーやアスリートにとっては非常に由々しき問題となる。情報の

出どころと、その信憑性ってネットで調べた、本で調べた、人から聞いた程度の情報では気が済まない。だって、私にとっても生徒さんにとっても大事な大事な体なので。それに体のことを知るのは非常に面白い。

 

大瀧冬佳の体の知識と経験

整体師をしていたことがある。その頃は、全くの未経験からもちろん仕事を始めたが、幼い頃から毎日母の全身のマッサージをしていて、人の体に触れることが昔から好きだった。そして、職場には国家資格を持った整体師さんがいて、その方に色々と教わった。厚さが3~5㎝くらいある人体解剖学の本を何冊も手に取り、患者の体に触れては知識と体感を結びつけていった。

ここまではみなさんよくやられること。

ポイントは誰かが方法を言語化したものではなく、ただただ体の事実しか書いていない知識を取り入れること。

ただ私はダンサーだ。知識として取り入れる前から、どうしたら体がどうなるかということを言語化して人に説明することはできなくとも自分の体感としてはたくさん知っている。こうしたら怪我をする、こうしたら痛める、こうしたら神経の痛みが走り、こうしたら筋を違える痛みで、こうしたら筋肉痛の痛みといったような使った時のデータが蓄積されているので、知識を取り込んだ時それは確信に変えていく作業で非常に面白かった。

背骨はいくつもの関節が積み重なっている、そして、それは一つずつ形や大きさが異なり、得意な方向の動きも様々。そうしたことを自分の体に照らし合わせて動いてみて一つずつ検証する。

といったことを全身の骨一つずつ行う。骨はとてもよくできている。

関節で動きは生まれているってこともちゃんと理解するのは実はとっても難しい。これは肩関節と言われるものだけども、肩がどれだけの方向に動くかとその可動域を体感しながら確認していくだけで実は語って柔らかくなる。私の体がすごく柔らかいのは体と自分の脳みその思い込みを関節一つずつ再インストールし直しているからだ。プライベートレッスンではそれを丁寧に一緒にボディスキャンさせてもらっている。そんなことを教えている人はあまりいないと思う。

180度の開脚をしたいとか、ターンアウトできる脚になりたいとかっていうのも、私も筋肉を一つ一つ研究して、幾層にもなっている筋肉の上からどれくらいまでが私たちの意識や感覚で動かせるものなのかというと本当に表面の大きな筋肉しかわかっていないということを判明させたりなどを自分の体で実験して伝える。筋肉は骨にくっついているわけだけど、くっついている場所の始まりと終わりの点と点の距離を短くする働きのみが筋肉のできることだってことも、使ってみて知ってみて理解すること。縮むという一方通行な動きしかできないにもかかわらず、私たちの体は、回す、蹴り上げる、反る、振る、などなど多様な動きが可能だ。それはその動きの数に対応できるだけの筋肉が付いているから。

なのでこんなものを見ながら、動きを細分化させてココとココを近づける動きだから〇〇筋が稼働しているのね!なんて確認作業をする。

二足歩行する私たち人間の体って本当にすごい。今は、筋肉と骨と関節の話しか書いていないけれども、ここに靭帯や神経といったものも密接に絡んできて皆相互に見事に働きあって動作や生存が可能になっている。

私はこうしたダンサーとしての体感と、体オタクとしての知識と、整体師として月に100人以上の方の体に触れた経験とをミックスさせてまだまだ研究を続けている。整体の仕事をしていた時は、月に100本以上の指名をいただいていた。ほっそい腕した小娘が腰が痛いと行ってきた患者の腰に一切触れずに帰りにはコルセットなし痛みなしに帰らせるわけだから、指名がつかないわけがない。丁寧にカウンセリングして、歩き方や動きの癖を観察分析して、何がどうなって痛いのかを解明して少ない手数で施術してあげればいい。

私にとってはデータを蓄積できる格好の場で楽しくて仕方がなかった。

 

話を戻すと…

つまり、

これでも今、私は全然体のことはわからない。完全に理解しようとも思っていないし、できるわけがないと思っている。だからこそ、すでにある知識だって本当かどうかわからない。その中で、どうしても納得がいかないのが、丹田の扱い方と腹式呼吸なのだ。丹田に関しては宗教レベルで、「丹田大事!!!」みたいに言われているから、疑う余地もない状況になっていると思うのだけども。それがもしかしてよくないんじゃないかと思う。下腹は力を入れてホールドすると私の場合、どうしてもパフォーマンスが落ちる。

腹式呼吸に至っては、肺に空気が入るのであって、下腹に空気が入ることはありえない。リラックス効果というのも怪しい。呼吸の仕方をヨガの指導中にすればするほど、初心者の方は特にそちらに気が散りすぎて、リラックスから遠ざかっているように思う。そこまでして腹式にこだわる必要があるのか、知りたいなーというのが最近のテーマ。

ちなみにトップアスリートレベルの運動量で知られるバレリーナは腹式呼吸をしていない。私は腹式か胸式かなんて呼吸に意識を持って行った時にしか明確に話変えてできていない。どちらかというと、自分の脳みそで処理するものを限りなく0にして、その瞬間の場のエネルギーに委ねたいというのがダンサー大瀧冬佳の本音なので、なるべく無意識でできるものがいいのではないかと思っている。無に近づけること!

 

まとめ

私はみんなが正しいと言っていることではなく、結果がでることを伝えたいし、知りたいと思ってどうしても探求してしまいます。この体を使っていろんな方法で自己表現ができるってとても幸せなことだと思うので、それをサポートするし、私が世紀の発見をした時には周りの人に聞いて欲しかったりするんですよね。そんな感じで、レッスンの講師はさせてもらってます。

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単発なら、1時間3,500円

週一月4回なら、4回で10,000円

でお受けさせていただきます!(全て税込です)
内容はヨガときっかり限定しておらず、ヨガやバレエ、ピラティス、古武術、などなど混ざったものをプライベートレッスンなのでオーダーメイドでレッスン内容組み立てさせてもらってます!

目的に合わせて、リフレクソロジーやメディテーションやカウンセリングや座学なども人によっては相談して組みこまさせてもらってますm(_ _)m

 

お申し込みはFBや当サイトの問い合わせからメッセージください。

 

 


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解剖学の知識を実際にダンスに応用できるまで考えておられるすばらしい内容だと思いました。
また積極的に世に発信しておられる活動も素晴らしいと思いました。是非頑張ってください!(アレクサンダーテクニーク講師の方よりご感想)

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そろそろなんとかしなきゃ!この腹、この体力


■【大瀧冬佳*来年の公演予定】

2018年4月   大瀧冬佳ソロ公演開催予定(スタッフ募集中)
2018年6月末  UzmeArtFes開催予定(一般参加者募集中
2018年11月 NY単独公演開催予定
2018年12月 東京凱旋公演開催予定

お問合せ、ご質問随時歓迎

 

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